なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
ボックスの中を見るのが怖くておどおどしてたらもうみんな数え終わってたっぽい。
あんなたくさんのクリスタルどうやって数えるのかと思えば、取り出したクリスタルをそのままクリスタルカウンターっていう機械に入れてた。

一気に計算してくれるんだって、そんな便利なやつあるんだすごい!

…でもきっと、わたしにはそんなの必要なくて。
クリスタルカウンターなんか使わなくても数えられちゃうと思うから。

「早く数えろよ」

「わかってるもん!わかってるからちょっと待って…っ」

希生に急かされる、でもこれで決まっちゃうんだもんそんなすぐにはいけないよ~…っ!

はぁっと息を吐いて、胸を押さえる。
まずはゆっくり、そろーっと手を入れてクリスタルを…

「1個あった!」

取り出した、まずは1つ目。

クリスタルはどれを見ても全部一緒で誰が入れたかわからない、いわば匿名ってやつね!
だからこれが杏莉ちゃんのかどうかわからないし、もう一度ボックスに手を入れてもクリスタルがあるかどうか…

「あ、あった!2つ目、あった!!」

もうないかと思った、2つ目が入ってるなんて思ってなかった。

うれしい、すごくうれしい!
わたしに投票してくれた人が2人もいたなんて!!

「あと3つ、ないと退学だけど?」

「……。」

そんなわたしの喜びをさくっとへし折って来るすでにクリスタルコレクト1位が決まってる希生、余裕たっぷりで笑ってくるのほんと!もうっ、めちゃくちゃ…もうっ!!
< 71 / 116 >

この作品をシェア

pagetop