なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
終わってしまった、クリスタルが。
ううん、わたしの聖クリスタル学園の生活が。

部屋がしーんとしてた、わたしだけじゃなくてみんなも黙っちゃって静かになった。

だらんっと手が落ちる、急に力が入らなくなって体が重くなった。

これで終わりなんだ、ずっと憧れだったクリスタル学園に来たのに。

「でも!これで退学が決まったわけじゃないよね!?」

なぜかクリくんが泣きそうな声をしてた。

「まだわかんないよね!?だってこれで退学とかっ」

顔をくしゃくしゃにして訴えるみたいに。

「つーか4つも集まったんだよ、庶民のしずしすが!だからっ」

「栗丸」

とんっとクリくんの肩に松雪くんが手を置いた。
なだめるみたいに止めていた、今にも希生に突っかかろうとしたクリくんを。

「それが課題ー…だったからな~」

銀くんが壁にもたれるように背中をつけた。スボンのポケットに手を入れてふぅっと息をした。

「まぁ、あとは希生次第じゃん?」

銀くんが希生の方を見たから、松雪くんもクリくんも同じように見てた。
でもわたしはそんな気になれなくて、真っ白になった頭じゃ何も考えられなくて。

「希生が決めたんだから」

何も、言えなかった。

「俺だけじゃない、お前らだってそれでいいって言ったんだ」

胸がきゅぅっとして、声が詰まる。

「最初からそうゆう約束だった」

わかってる、それが約束だったこと。

「お前らだって納得してそうしたんだろ」

でもくやしい、何もできなかったんだって思ったらくやしくて。

わたしの力じゃどうにもならなかった。


こんなにあっさり終わっちゃうの?

やっぱりわたしじゃクリスタルレディーにはなれないのー…?


「遅くなってすみませんっ」

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