なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
希生の声がまた空気を変える、クリくんと銀くんとハイタッチしてた手が止まっちゃった。

え、時間オーバー…?

「クリスタルの投票は5時まで、もう過ぎてる」

ハッと壁にかかった時計を見れば5時半になるところだった。もう30分もすぎてる。

「だからそのクリスタルは無効だ」

無効?

葵田さんが投票してくれたクリスタルは、ダメなの…?

「でも集まったじゃん!5個集まったんだからそれぐらいっ」

「ルールはルールだ」

「キングの力でどーにかさ!」

「だから出来ない」

部屋がしんっとなる、希生がクリくんをにらみつけたから。
キリッとつり上げた眉にシュッとした瞳はさらに空気を冷たくさせる。

「一度決めたことを変えることは出来ない、それはクリスタル・ペンデの価値を落とすことになる」

……。

それは、そうだ。

聖クリスタル学園は選ばれた人しか入れないエリート校、その中でもクリスタル・ペンデは学校のトップでみんなの憧れの存在。

そんな存在がルールをやぶっていいわけがないよね。

だからこれも変えられないし、変わらない。

わたしの退学はひっくり返らない…
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