なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
ガサガサガサッと松雪くんが勢いよくわたしのボックスを振っていた。
いつもと変わらない無表情で振ってるから、気になってみんなで松雪くんを見てた。

「松雪くんどうしたの!?」

それでもガサガサ力づくにボックスを振って、何も言わないでひたすら振り続けて。

何をしてるのかな?
そんなに振って、わたしのボックスに何か…

ーコロンッ

「あっ!」

クリスタルが出てきた、1つ。

松雪くんが振っていたわたしのボックスからクリスタルが…

「え、まだ残ってたの!!?」

松雪くんがクリスタルをわたしの手のひらに乗せてくれた。
まだ残ってたなんて気づかなかった、全部確認してたと思ってたのに。

「まだあったんだ…」

これが本当に最後のひとつ。

「わたしの5つ目のクリスタル」

がそろった、5個そろった。


目標だった5個のクリスタルが…

本当に集められた!


あれ?じゃあどうなるの?

わたしの退学はー…


「これはセーフだよね…?」

クリくんがそろっと希生の方を見る。

「だって5時までに投票したやつはいいんだもんね!?」

わたしも銀くんも松雪くんも、みんなで希生を見た。

祈るような気持ちで、じっと見つめる。
少し顔をしかめた希生がかすかに口を動かした。

「…それはセーフだ」

わっと目を大きくしちゃった。

でもわたしだけじゃなくてクリくんも銀くんも、松雪くんも笑って、やったー!って叫んで。
今度こそ本当のハイタッチだ、目標が達成できたちゃんと集められたわたしまだ聖クリスタル学園(ここ)にいられる。

うれしい、すっごくうれしい!

「みんな本当にありがとう!」

集まった5個の…
ううん、葵田さんもくれた6個のクリスタル。

どれもキラキラでキレイ、わたしのために入れてくれた気持ちがうれしくて。

「よかったねしずしず!」

「うん!」

「じゃ、改めて雫ちゃんとオレのこれからの学園生活を祝して…」

「でも誰なのかな?」

銀くんがまた肩に手を置こうとしたからスッと避けた。

それよりもちょっと気になって、このクリスタル。

「5つ目は誰が入れてくれたんだろう?」

他にわたしに投票してくれた人なんて、一体誰なんだろうー…
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