なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
どうしよう、なんか気まずい…!

誰もいないと思ってしゃがみ込んじゃったけど、あとから来たくせにここにするってあれかな!?ルール違反かな!?

場所変えた方が…っ

「ごめん、わたしやっぱ違うとこにっ」

「あっ、おいっ」

その瞬間、ガチャッとドアが開いてグイッと腕を引っ張られた。強引に引っ張られたからそのまま希生の胸の中にとんっと飛び込むみたいになっちゃって。

「ここはいないかにゃ~~~??」

クリくんの声にどきーっと心臓が声を出す、だけどそんなの関係ないぐらいドキドキしてた。

希生の温度が目の前にあったから。


やばい、心臓がやばい。

息の仕方がわかんない、だって息をしたら希生にかかちゃう気がして…


めーっちゃくちゃドキドキするーっ!!!


「…行ったか?」

ドアが閉まった音を聞いて希生がふぅっと息を吐いた。

動いちゃいけないと思ってずっとこのまま、まるで希生に抱き閉められたみたいなそんな格好でずっといたから離れるのもちょっと緊張しちゃった。

狭い机の下は身動きが取りづらくって、なるべく物音を立てないようにゆっくり離れた、息を止めたまま。

「気を付けろよ」

「…ありがとう」

「負けたら退学だぞ」

「そうなの!?」

「そんなわけあるかよ」

「……。」

つんっとそっぽ向いて目を細めてた。
目を細めたいのはわたしなんだけど。


…どうしようかな、ここにいるの。

ここにいてもいいのかな、どうなんだろう?
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