なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「そんなこと言う人がなんであんないい話が書けるのかわかんない!」

だから思わず言っちゃったの、勢い任せに叫ぶみたいな。

「本当に希生が書いたの!?嘘なんじゃ…っ」

でもね、こんなこと言っちゃいけなかったって思った。

さっきまでつんとしてた希生さみしそうな顔をしたから、わたしを見てさみしそうな顔をしたの。

それが胸にグッと刺さるみたいだった。

「…ごめん、今のは言いすぎた」

狭い机の下は声がよく響くから、キーンって耳に残って。


そんな顔しないでよ、そんな顔見たくない。


どうしてわたしの方が苦しくなるの?

なんでー…


「どんだけ好きなんだよ、キラひか」


下を向こうと思ったらふっと声がしたから、わたしに笑いかけるみたいに。

そんなうれしそうな声、さっきと全然違うんだもん。

「好きだよ!」

だからすぐに答えちゃった、そんな希生の声に応(こた)えたくて。


「大好き!人生で1番好きだよ…!!」


希生の方を向いて、顔を合わせて、まるで告白みたいだ。

好きって伝えてるみたい。

ハッと気づいた時には恥ずかしくって結局下を向いちゃった、真っ赤な顔で。

「…ねぇ、ちょっと」

「なんだよ」

「笑わないでよ!」

「笑うだろそんなん」

「笑うとこじゃないもん!」

違うもん!

Keiの小説が好きって話で、なんか今変な雰囲気になっちゃただけで!

そんなあれだもん、別にあれだし…っ


「うれしい、って思ったら笑うだろ」


……。

何、それ。

そんなのずるい。


やっぱり顔が赤くなっちゃうじゃん、わたしの。
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