桜吹雪が終わったらキミとまた出会いたい
私はもう一度、入口のプレートを見る。

「普通、入る前に部屋番号くらい確認しない?」

「……それは、そう」

男の子は真剣な顔で頷いた。

「次から気をつける」

「うん。そうしたほうがいいと思う」

「じゃ!」

男の子は今度こそ病室を出ていった。

ドアが閉まる。

静かな病室に、また一人。

「…………変な人」

そう呟いた私は、まだ少し笑っていた。
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