Office Battle!不満だらけの女たち
仕事は相変わらず忙しい。
どいつもこいつも指示通りきちんとやってくれなくて、毎日ストレスが溜まっちゃう。
最近は、そんなストレスフルな毎日の中、田川さんがちょっとしたオアシスだったんだけど、結局彼も仕事の人だとわかったし、なんだか気持ちが殺伐としていた。

そこへ来て月末、デスクワークが山ほどある。
社内外、両方に提出しなければいけない書類がたくさんあって、毎日残業。
あまり絡みたくないんだけど、仕方ないから坂下に資料作成を頼むことにした。

「坂下さん、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」

デスクに座ったまま、斜め向かいにいる坂下を呼んだ。

「はい?なんですか?」

顔を上げる坂下。
それだけ?立ち上がってこっち来なさいよ!
私のテレパシーが通じたのか、渋々という感じで私の席までやってきた。
遅い!

「版権元に提出する商品資料の作成お願いしたいんだけど。
これ、下書きだから、入力しておいてくれる?」

ばさっとA4の用紙に手書きした紙を渡す。

「はぁ」

と言いつつ、受け取って目を通す坂下。
うざい。早くどっかいって。

「パワーポイントにしますか?」

「それでいいわ」

「背景どうします?」

「後で考えるから、とりあえずやって」

「ヨンリオさん向けでしたら、ピンクの5番とかお好みですけど」

「いいから、とりあえずやって」

「わかりました」

全く!どうでもいいことばっかり聞くんだから!
私は忙しいの!
さっさと仕上げて持ってくるだけでいいのに、細かいことイチイチ聞いてきて、当て付け?
ほんっと、性格悪い女。
無駄なやりとりの間にも、返信が必要なメールが届く。
返事に悩んで、ようやく1通処理したところで、また坂下がやってきた。
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