【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
三話
翌日。

ピピピピピ、と鳴り響く目覚ましを止める。

おはよう自分。

おはよう世界。

それと、ついでにおはよう。昨日から部屋に飛んでいる蚊。

そして、昨日の出来事は夢じゃないよ。

そう、夢じゃないの!

「鈴ー! 起きたなら、朝ごはん食べに降りておいでー!」

「はーい!」

私は朝ごはんを食べて、高校に行く準備を始める。

玄関で靴を履いていると、お母さんが台所から顔を出した。

「いってらっしゃい。今日は雨予報だから傘を持って行きなさいね」

「はーい」

お母さん。

今日の朝ごはんの(さけ)はちょっと焦げてたけど、美味しかったです。

「いってきまーす!」

私は家を飛び出した。
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