イケメン男子は、天然美少女を一途に溺愛中。
「今日ね、もう熱ないんだ」

「ほんと? よかった」

「でも学校は休んだ。みなとがだめって言ったから」

その言い方が、少しだけ拗ねていて可愛かった。

「お兄ちゃん、心配だったんだね」

「心配しすぎ」

そう言いながらも、澪の声はどこかうれしそうだった。

朝比奈家は、古いけれどきれいに整えられたアパートの二階だった。
澪が鍵を開けて中へ入り、紬もおそるおそる続く。
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