霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
そんな私の答え方に対し彼女も困惑しているのか言葉を出そうにも迷っている感じだった。

他にも気になる所が盛りだくさんだがこのまま考えても埒が明かないと思った私は、無理やり話題を変えようと彼女より先に質問した。

「君名前は?」

安直な質問だが話題を変えるのには、十分だし名前も普通に気になる。

「あ、えっと私の名前は小河霞って言います」

その名前を聞いた瞬間私はビクって体の震わせていた。

それは先日お父さんが言っていた私のひぃおばあちゃんの親友の名前だった。

驚きを隠せなくて1歩後ずさりしてしまう。

そんな私の反応に彼女も目を見開いて驚いていた。

「え?あ、どうしたの?」

と霞さんは不思議そうな顔をして聞いてきた。

その霞さんの声で正気に戻った私は、なんでもないよと答えたが顔に出ているのか彼女は納得していない不服そうな顔をしていた。

彼女に私のひいおばあちゃんと親友だったなど聞いていいのか分からないしというか本人なのかも分からない。

とりあえず他にも聞きたいことがある。

それはなぜ泣いていたのかそしてさっき言っていたであろう行かないで…のことだ。





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