霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
不思議と興味深々で見ていたらその私の様子に気づいたのか。

「…戦争か」

とふと突然お父さんが声を上げた。

まさかお父さんがそんな事を言うとは、思って居なかったので驚いていたら。

「祖母から戦争の話を聞いた事があるんだ。とても大変だったと…」

「ひいおばあちゃんから?」

「そうだ」

私は、ひいおばあちゃんには小さい時に会った事があるのだが私がまだ物心を付いていない頃だったのでどんな人だったかは、殆ど覚えていない。

年齢的にひいおばあちゃんは、戦争の経験者なのは分かる。
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