京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
 たった一言だけでは納得がいかない寧々は、拓也に理由を聞いた。
 それからほどなくして返信が返ってきた。
 なんと、浮気をしていたことを吐かれ、最悪なことに相手の女性は妊娠したという。責任を取るため、寧々とは別れてその女性と結婚するのだそうだ。

 相手の女性は寧々より若く、接客業もやっているから見た目に気をつかってる、寧々とは大違いとまで言われた。

 ひどい言葉を投げつけられ、最後にはブロックされてしまい既読すらつかない。
 寧々だってみすぼらしく見えないよう化粧しているし、二十八という年齢を考えて美容にも気をつかっている。

 それなのに、ただ寧々より若くて可愛らしいからというしょうもない理由で振られたのが悲しくて、また腹立たしい。

 お昼ご飯を食べる前にとんでもないメッセージを見てしまったせいで、空腹もどこかに消えてなくなってしまった。

 泣きたくても職場では泣けない。悲しい、悔しい!
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