京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
 手の込んだものでなくていい。家庭の味が欲しい。結局寧々が作ったものは、豆腐とわかめのおみそ汁に、ゆで卵とサラダ、一昨日奮発して買ったサイコロステーキだ。

 おみそ汁は出汁が効いていて身に沁みる。あたたくてほっとする。豆腐とわかめもおいしい。
 ゆで卵とサラダは相性抜群だ。栄養のある食事は元気が出る。

 そして、なによりサイコロステーキだ。にんにくの香りと肉のうまみが融合して、口の中でとろける。白米に合うお肉はやはり最高だ。

 ここでワインか何かを飲めば様になるのだろうが、いかんせん寧々は酒が飲めない。昨日は無茶をして酒盛りしたのだが、そのせいで記憶が飛ぶという失態を晒したので、当分お酒は控えよう。
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