京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜

初デートは大好きなオムライス店で

 翌朝。自然と目が覚めた寧々は、身体を起こして伸びをする。カーテンを開けて日の光を浴びればまどろんだ目も段々冴えてくる。気持ちのいい朝だ。

 今日はどこに行こうかなとトーストを齧っていると、スマホに通知音が鳴った。伊織からだ。

【おはよう。今日時間あるならどこか行かへん?】

 どこかってどこだ。そう言いたくなったが、今日は出かける予定だったので、伊織の誘いに乗るのもいいかもしれない。

『いいよ。どこに行く?』
【寧々ちゃんおすすめの場所がええなあ】

 おすすめの場所がいいときた。一昨日出会ったばかりの人と出かけるなら、無難に食事に行くのが正解だろう。

『じゃあ、オムライスがおいしいお店がいいな。案内するよ』
【ほんま? せやなあ、十一時頃待ち合わせにしよか】

 細かいことを決めて、駅で待ち合わせすることになった。
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