総長の愛が、重すぎる

第五章

告白の翌日から、蓮は前よりさらにひまりに甘くなった。

いや、甘いというより、前よりずっと隠さなくなった。

朝、昇降口で会った瞬間から、ひまりの手は当然みたいに蓮の手の中にあった。

「れ、蓮……みんな見てる」

「見せてる」

「なんで!?」

「俺の彼女だってわかるように」

真顔で言い切られて、ひまりは一気に真っ赤になる。

後ろで悠真が、うわ重い彼氏できたねと笑い、臣も楽しそうに肩をすくめた。律は何も言わないくせに明らかに不機嫌で、湊だけが静かに苦笑している。
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