夫が出戻りの幼馴染と「焼け木杭に火がついた」と浮気していたので、そのまま燃やしてしまってもいいですよね?

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「アリア、急に肌寒くなってきたけど大丈夫かい? あれなら新しい防寒着を新調するけれど」

 ダイニングでの朝食を囲みながら、目の前に座る夫エドワードはそう言いながら微笑む。
 
 茶色い髪に、水色の瞳。
 眼鏡がよく似合い、私より頭一つ分背が高いくらいだろうか。
 
 彼は、好青年という言葉がまさにぴったりな私の夫だ。
 
 どこまでも優しいその笑顔と気遣いに、私も微笑み返した。

「大丈夫ですわ、エドワード様。元より私は暑がりなので、これくらいでは何ともありません」
「そうか。でも、何かあったらすぐに言うんだよ?」
「はい。もちろんです」

 私はたぶん他の人間よりかなり暑がりな方だ。
 元々火の属性の魔法使いであり、体温が人よりも高いらしい。

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