いちご色の恋予報♡
「みんなの前で笑ってるの見て、何回も連れて帰りたくなった」

「そ、そんなのだめ……」

「分かってる。でもそれくらい好き」

抱きしめる力が少しだけ強くなる。
苦しくないのに、胸だけがいっぱいで苦しい。

「屋上でうなずいたとき、ほんとに倒れそうだった」

「え……」

「俺ばっか余裕あるように見えてた?」

いちかがこくんと小さくうなずくと、莉久は少しだけ笑った。

「あるわけない。白石が好きすぎて、毎日ぎりぎり」

その言葉に、いちかの目が揺れる。
こんなにまっすぐ、こんなに強く想われるなんて知らなかった。

莉久はそっといちかのあごに触れて、顔を上げさせた。
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