高校時代の同級生にしっかりと溺愛されていました
今は、美味しいものを食べることも仕事だと思っている。
こんな素敵なお店で素敵なお料理なんて、なかなかない良い機会だから、一食たりとも、一皿たりとも、無駄にしたくない。

でも、潤くんの存在を忘れるのは反省点だ。
「いや、良いと思うよ。
優子ちゃんらしい。
いくらでも眺めて。
きっとここなら最後のお皿まで楽しめるから。」
くすくすと笑いながら、なんだか受け入れてくれたようだ。

私から出る美味しいオーラが大爆発していたらしく、
ウェイターさんが嬉しそうに食事の内容を説明し、コースの説明もしてくれた。
およそ2カ月ごとにメニューが変わるコースらしい。
うー、それって毎回来たいじゃん。
あー、でも2カ月毎は大変よね。はぁ、贅沢すぎるわ。
私の考えていることが潤くんにはわかったらしく、
ふっと顔を上げると、うんうんと頷かれた。
食いしん坊で恥ずかしい。

お肉も終わり、お腹いっぱいになりつつも、やはり入るところはあるのが胃袋の不思議。
続けて、点心、チャーハンを味わう。
最後にデザートとオリジナルブレンドティーが続く。
「眼福~」と毎回のように呟きながら、美味しく一粒も一滴も残さず、きれいにいただいた。

「優子ちゃんは家でも料理するの?」
「うーん、一人暮らしだからなかなか難しいけど、
週末はできるだけ作るようにしてる。」

料理は元々好きだったし、5年前に結婚を考えていたから
その少し前から、ちょっとずつ家庭料理のレパートリーを増やしていた。

やっぱり食べてくれる人がいないとね。

ランチの後は、中華街を散策し、
その日もいっぱいおしゃべりをして、美味しいケーキも食べて、夕方に家まで送ってもらった。
2人でいると、時間がたつのがあっという間だ。
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