君と未完成を綴って。
始業式が終わって教室に帰ってきた。
自分の席に座って、横にシューズ袋をかける。
休み時間だ。
二時間目は学活だから、何も準備しなくていいはず。
校長先生の話が長かった分、ここでちょっと読書タイム〜。
にっこにこで机の中から小説を取り出し、ページを開いたその瞬間。
ガタッと右隣から音が聞こえた。
右っ?
さっき人いなかったよね……!?
バッと目をやると、そこにいたのはーー。
黒髪に、真っ白な肌。
お人形さんみたいに綺麗な顔立ちの、美『少年』!
目が合ってわたわたしていたら、にこりと笑って会釈された。
こっ、この男の子、なかなかの破壊力……!?