俺様王子と空とキス。
———ガタッ
その時一ノ瀬が勢いよく立ち上がった。
「おまえいい加減にしろよ。あんまり調子乗んなよ?」
「俺の方が鈴野のこと、大事にできると思うけどなぁ。」
「は?人の彼女に手出すんじゃねぇよ。」
「前から思ってたけど、一ノ瀬ってちょっと強引だよね。女の子の腕とか引っ張るのはどうかと思うけど。」
2人の間には火花がバチバチっと飛び散っています…。
「おい、俺と勝負しろよ。」
間に挟まれて気まずくなっている時、一ノ瀬が口を開いた。
「体育祭のリレーで俺が勝ったら、柚葉の前から消えろ。」
「もし俺が勝ったら?一ノ瀬は諦めてくれるの?」
「…上等じゃねぇか。」