親が再婚したけど、どうやら義兄弟が八人いるらしい
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麗条先生が教えてくれた話はこうだ。
この麗条学園には小等部から高等部まで各学年、三クラスあり、各クラス二十人程なうえに、三年間持ち上がりなので、クラス団結が強いそうだ。
先生も精鋭を集めており、小中高全てを教えることができるので、この人は中等部というような枠組みが先生にないそうだ。普通の学校ではあり得ない制度すぎる。
そして、麗条先生は、一翔さんの小等部からの担任らしく、今まで、八人全員の成長を見守ってきたらしい。
ここだけの話、海さんとも交流があるらしい、だから、海さんと同じ雰囲気がしたのか。
「八人も見てると、もう私も八人の親になった気分になるよね」
そう言って、ふふっと笑った。そりゃそうだ、一翔さんが六歳だったのは二十年前だ。二十年間も一家族を見続けると、そう思うのも無理もないだろう。
ちなみに、全員八代なので、八代と呼ぶと八人が反応するため、途中から下の名前で呼ぶようになったそうだ。
「ということで、凛ちゃん、よろしくね」
「はい、よろしくお願いします」
「それでね、これから凛ちゃんは、二年二組のメンバーだよ。二年生からだと、どうしても不安を感じる部分もあると思うから、一応六月くんとは同じクラスにしておいたよ」
「六月くんと…」
六月くんにはお礼を言わなければいけないと思っていたので、同じクラスなら話しかけるタイミングが狙えそうで嬉しい。
「あとは、私の息子も二年二組にいるんだ、うちの子とも仲良くなってくれたら嬉しいな」
「はい!わかりました」
「じゃあ、もう二年二組の担任が来ると思うから、教室まで一緒に行ってもらおうかな。七音くん、ありがとう。自分の教室に戻っていいよ」
息子さんがいるのか、早速、教室に入ったら探してみよう。
私はついに、クラスに行くのかというドキドキ感で胸が高鳴っている反面、ほとんどの人が小学生の頃から一緒にいるクラスに入って、私はみんなと打ち解けることができるのか、少し不安になってしまっていた。
六月くんはいると言っても、他のみんなと比べると、ほとんど話していない。
そんな不安を抱えながら待っていると、校長室のドアが開いた。
「失礼します、はじめまして、八代凛さん、僕は担任の相田です」
「はじめまして、八代凛です」
そこには、眼鏡をかけた小柄な先生が立っていた。
「とりあえず、話しながら行きましょうか」
そう言った相田先生の後ろをついて行った。
「僕は、二年二組の担任で専門教科は国語、主に古典文学を専攻しています」
古典文学…そういえば、うちにも古典文学を愛してやまない人がいたような…
「四季さんと一緒だ」
ボソリと呟いた。
すると、相田先生がニコニコと微笑みながら話しだした。
「四季くんとは四季くんが学生の頃からの古典文学友達で、よく国語準備室で文学のよさについて話したんですよ。未だに、よく学校を訪れては最近の研究などを教えてくれるんです」
少し早口になりながら相田先生は話した。
「四季くんは僕の教え子ですけど、彼の着眼点はいつもハッとさせられるものが多く、本当にすごいと思います、彼の教師になれた自分を誇りに思うくらいです」
相田先生は古典文学が好きなんだなとしみじみと感じた。
そんなことを話していると、教室の前に着いた。話すことに夢中になっており、職員室からの道は完全に覚えられなかった。
「僕が呼ぶまで、ここで待っておいてくださいね」
そう言って、相田先生はクラスに入っていった。
この麗条学園には小等部から高等部まで各学年、三クラスあり、各クラス二十人程なうえに、三年間持ち上がりなので、クラス団結が強いそうだ。
先生も精鋭を集めており、小中高全てを教えることができるので、この人は中等部というような枠組みが先生にないそうだ。普通の学校ではあり得ない制度すぎる。
そして、麗条先生は、一翔さんの小等部からの担任らしく、今まで、八人全員の成長を見守ってきたらしい。
ここだけの話、海さんとも交流があるらしい、だから、海さんと同じ雰囲気がしたのか。
「八人も見てると、もう私も八人の親になった気分になるよね」
そう言って、ふふっと笑った。そりゃそうだ、一翔さんが六歳だったのは二十年前だ。二十年間も一家族を見続けると、そう思うのも無理もないだろう。
ちなみに、全員八代なので、八代と呼ぶと八人が反応するため、途中から下の名前で呼ぶようになったそうだ。
「ということで、凛ちゃん、よろしくね」
「はい、よろしくお願いします」
「それでね、これから凛ちゃんは、二年二組のメンバーだよ。二年生からだと、どうしても不安を感じる部分もあると思うから、一応六月くんとは同じクラスにしておいたよ」
「六月くんと…」
六月くんにはお礼を言わなければいけないと思っていたので、同じクラスなら話しかけるタイミングが狙えそうで嬉しい。
「あとは、私の息子も二年二組にいるんだ、うちの子とも仲良くなってくれたら嬉しいな」
「はい!わかりました」
「じゃあ、もう二年二組の担任が来ると思うから、教室まで一緒に行ってもらおうかな。七音くん、ありがとう。自分の教室に戻っていいよ」
息子さんがいるのか、早速、教室に入ったら探してみよう。
私はついに、クラスに行くのかというドキドキ感で胸が高鳴っている反面、ほとんどの人が小学生の頃から一緒にいるクラスに入って、私はみんなと打ち解けることができるのか、少し不安になってしまっていた。
六月くんはいると言っても、他のみんなと比べると、ほとんど話していない。
そんな不安を抱えながら待っていると、校長室のドアが開いた。
「失礼します、はじめまして、八代凛さん、僕は担任の相田です」
「はじめまして、八代凛です」
そこには、眼鏡をかけた小柄な先生が立っていた。
「とりあえず、話しながら行きましょうか」
そう言った相田先生の後ろをついて行った。
「僕は、二年二組の担任で専門教科は国語、主に古典文学を専攻しています」
古典文学…そういえば、うちにも古典文学を愛してやまない人がいたような…
「四季さんと一緒だ」
ボソリと呟いた。
すると、相田先生がニコニコと微笑みながら話しだした。
「四季くんとは四季くんが学生の頃からの古典文学友達で、よく国語準備室で文学のよさについて話したんですよ。未だに、よく学校を訪れては最近の研究などを教えてくれるんです」
少し早口になりながら相田先生は話した。
「四季くんは僕の教え子ですけど、彼の着眼点はいつもハッとさせられるものが多く、本当にすごいと思います、彼の教師になれた自分を誇りに思うくらいです」
相田先生は古典文学が好きなんだなとしみじみと感じた。
そんなことを話していると、教室の前に着いた。話すことに夢中になっており、職員室からの道は完全に覚えられなかった。
「僕が呼ぶまで、ここで待っておいてくださいね」
そう言って、相田先生はクラスに入っていった。