星降る夜に、きみと永遠の恋をした
後で謝ろう、明日こそって。──その明日はもう来ない。


「ふ……っ!」


目から溢れ落ちる涙が、地面に落ちて雨と混ざった。


会いたいよ。謝らせてよ。

ねぇ、流星──。


「あかりのやつ、また泣いてんのか。泣き虫なとこ、変わんねーなぁ」


雨音の隙間で、また流星の声が聞こえてくる。

そんなこと言って、誰のせいだと思ってるの。


「つーかあかり、なんか痩せたんじゃね? ちゃんと食ってんのかよ」


聞き慣れた流星の声は、こんなにも簡単に再生できてしまう。

誰かさんがいなくなったせいで、ご飯が喉を通らないんだよ。


「おまえはちょっとデカくなったか、おはぎ」


おはぎが動く気配がして、伏せていた顔を上げた。

わたしの足元をするりと抜けたおはぎが、ニャアニャアとわたしの背後に向かって鳴いている。


「おはぎ……? どうした──」


最後まで言い終わる前に、息が止まった。


悔しいくらいにサラサラな黒い髪。

笑うと細くなる奥二重の目と、その奥にある深い海みたいな瞳。


「りゅ……せ……」


振り返った先に、二度と会えなくなったはずの幼なじみが、いた。





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