星降る夜に、きみと永遠の恋をした
「俺も、何だそれって思った。死後の世界って、ほんとにあるんだなー」

「そ……それで?」


ごくりと唾を飲み込んで、流星の様子を伺う。

流星はちらりとわたしを見てから、ニヤリと笑った。


「俺の番が来て、窓口の人に進んでいいって言われたんだけど、拒否って暴れた」

「暴れた……!?」

「だってあいつら、さっさと進めってうるせーんだもん」


眉間にきゅっとシワを寄せて、流星が空を指さした。


「それは……窓口の人も大変だっただろうね」

「はは、そうかも。他の窓口にいた人にも、すげー見られた」


でもさ、と流星が視線を落とした。

わたし達の足元では、おはぎがじっと佇んで流星を見つめている。


「未練……っていうのかな。どうしても叶えたい願いがあったような気がして。このまま死ぬわけにはいかねーって思ったんだ」


そう、だよね……。

突然未来を奪われた流星。

これから、やりたいことだってたくさんあったはずだ。


「最後はもう必死に頼んで、やっと戻してもらえた。俺があまりに言うこと聞かねーから、向こうが諦めたって感じだったけど」

「困った男の子が来ちゃったって、今頃ウワサされてるんじゃない?」

「かも。あっちに戻った時、地獄行きって言われても文句言えねーや」
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