星降る夜に、きみと永遠の恋をした

3.

わたしの世界に、流星が戻ってきた。


「ほんとのほんとに、本物なんだよね?」

「本物だって。まだ疑ってるのかよ」

「だって……」


信じられない思いで目の前にいる流星を見つめる。

わたしの部屋の中でのびのびとくつろぐ姿は、これまでにも何度も見てきた光景だった。


ただ一つ違うのは、流星の姿と重なって部屋の中が見えていること。


本人も言っていた通り、流星の姿は私以外の誰にも見えていないみたいだった。

流星と一緒に家に帰ってくるまでの間にも、何人かとすれ違ったけど、みんな無反応だった。


生きて戻ってきたのとは違うということを、嫌というほど突きつけられる。


「わたし……幽霊って足がないと思ってた」

「俺も」


言いつつ、床に座る流星が足を伸ばした。

流星が学校で履いていたスポーツメーカーのスニーカーは、わたしの目にちゃんと見えている。


「透けてるのはイメージ通りだよな」

「でも、思ってたよりはくっきり見えてるよ。表情とか、ちゃんと見えるもん」

「へぇ。ならよかったわ」


満足そうに頷く流星は、わたしのよく知る流星そのものだった。
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