星降る夜に、きみと永遠の恋をした
本当は会えたらごめんって言わなくちゃいけなかった。
なのに、流星はあのケンカを覚えてない。
そんな事実はどこにもなかったみたいに、流星は今、わたしに笑いかけている。
流星にまた会えたら、一番に謝りたかった。
でも、覚えていないなら……ごめんって言うことで、逆に気まずくなっちゃう……?
「そんなことよりさー。MonsterAの新刊、もうすぐ発売だったんだよ。兄ちゃん絶対買うから、借りて読ませてくれよ」
「……やり残したことって、まさか新刊読みたいとかじゃないよね?」
「はは、どーだろ。もしかしたらそうかも」
わたしの本棚に視線を向ける流星のくしゃりとした笑顔を盗み見る。
「前の巻のラストでカナメが活躍してたから、新刊すげー楽しみにしてたんだよ」
「流星、カナメ好きだもんね」
「カナメはかっこよすぎる。作者はもっとカナメの良さに気付くべきだ」
胸を張って流星が言って、何それ、とわたしは笑う。
いつも通りの穏やかな時間。
そして、わたしはごめんの3文字を飲み込んだ。
次の日の朝も、流星はわたしの部屋にいた。
なのに、流星はあのケンカを覚えてない。
そんな事実はどこにもなかったみたいに、流星は今、わたしに笑いかけている。
流星にまた会えたら、一番に謝りたかった。
でも、覚えていないなら……ごめんって言うことで、逆に気まずくなっちゃう……?
「そんなことよりさー。MonsterAの新刊、もうすぐ発売だったんだよ。兄ちゃん絶対買うから、借りて読ませてくれよ」
「……やり残したことって、まさか新刊読みたいとかじゃないよね?」
「はは、どーだろ。もしかしたらそうかも」
わたしの本棚に視線を向ける流星のくしゃりとした笑顔を盗み見る。
「前の巻のラストでカナメが活躍してたから、新刊すげー楽しみにしてたんだよ」
「流星、カナメ好きだもんね」
「カナメはかっこよすぎる。作者はもっとカナメの良さに気付くべきだ」
胸を張って流星が言って、何それ、とわたしは笑う。
いつも通りの穏やかな時間。
そして、わたしはごめんの3文字を飲み込んだ。
次の日の朝も、流星はわたしの部屋にいた。