無自覚に胸キュンさせてくる御曹司が対処しにくい。
エレベーターに乗って一階に着けば、目の前にはミルクブラウン色の短髪の青年。
ちらっと見ただけでも、状況からしてこの人が冬我という人なんだろうなと察する。
当然ながら、こちらが煌也くんの話で一方的に知っているだけなので、会釈してすぐにエレベーターを降りた。
その瞬間……
「ストーップ!」
突然の声に驚いて振り返る。
こちらを見ている青年の顔は何故かニコニコだった。
「超ど真面目な煌也から『藤香ちゃんは真面目だから』って聞いたことがあったんだよね」
「あの煌也に真面目と言わせる藤香ちゃんもきっと超真面目。連絡なしに煌也が勉強会をしてる時間に行けば、遠慮してすぐに帰ろうとするよね。だって、俺らと近づきたいとかそういうことを微塵も考えなさそうだもん」
「そして、このタイミングでエレベーターから降りてきた女の子はスーツ姿で模範のような社員姿。つまり君が藤香ちゃん」
なにこいつ!すら言わせてもらえない勢いで、そのまま腕を掴まれ……というか、手を繋がれてマンションの出口に向かわされる。
ちらっと見ただけでも、状況からしてこの人が冬我という人なんだろうなと察する。
当然ながら、こちらが煌也くんの話で一方的に知っているだけなので、会釈してすぐにエレベーターを降りた。
その瞬間……
「ストーップ!」
突然の声に驚いて振り返る。
こちらを見ている青年の顔は何故かニコニコだった。
「超ど真面目な煌也から『藤香ちゃんは真面目だから』って聞いたことがあったんだよね」
「あの煌也に真面目と言わせる藤香ちゃんもきっと超真面目。連絡なしに煌也が勉強会をしてる時間に行けば、遠慮してすぐに帰ろうとするよね。だって、俺らと近づきたいとかそういうことを微塵も考えなさそうだもん」
「そして、このタイミングでエレベーターから降りてきた女の子はスーツ姿で模範のような社員姿。つまり君が藤香ちゃん」
なにこいつ!すら言わせてもらえない勢いで、そのまま腕を掴まれ……というか、手を繋がれてマンションの出口に向かわされる。