無自覚に胸キュンさせてくる御曹司が対処しにくい。
「ねぇ、藤香ちゃんから見た煌也ってどんな人なの?」
「煌也くんは真面目で、多分結城グループのためなら何でもすると思います」
「真面目は分かるけど、後半はどういう意味?」
「私もたまに真面目って言われますが、煌也くんの真面目は私の真面目と違うというか……。私の真面目は周りからの評価や見え方を気にしちゃってる真面目なんです。でも、煌也くんは違う。自分の大切なものを守るためなら、きっとどんなことでも頑張れるんだと思います」
「どんなことでも?」
「煌也くんの真面目は大切なものに真摯に向き合っているだけなので」
すると、突然冬我さんが残っていたお酒を飲み切って席を立つ。
「そろそろ帰ろっか、あんまり遅くまで藤香ちゃんを連れ回したら煌也に怒られそうだし」
私がわずかに残っていた自分のノンアルカクテルを飲み切っている間に冬我さんがお会計を済ましている。
「あの、ご馳走様でした。ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ付き合わせてごめんね」
お店を出ると、冬我さんが身体を伸ばして「美味しかったなー」と楽しそうにしている。
そして、こちらを振り返ってイタズラっ子のように笑った。
「煌也くんは真面目で、多分結城グループのためなら何でもすると思います」
「真面目は分かるけど、後半はどういう意味?」
「私もたまに真面目って言われますが、煌也くんの真面目は私の真面目と違うというか……。私の真面目は周りからの評価や見え方を気にしちゃってる真面目なんです。でも、煌也くんは違う。自分の大切なものを守るためなら、きっとどんなことでも頑張れるんだと思います」
「どんなことでも?」
「煌也くんの真面目は大切なものに真摯に向き合っているだけなので」
すると、突然冬我さんが残っていたお酒を飲み切って席を立つ。
「そろそろ帰ろっか、あんまり遅くまで藤香ちゃんを連れ回したら煌也に怒られそうだし」
私がわずかに残っていた自分のノンアルカクテルを飲み切っている間に冬我さんがお会計を済ましている。
「あの、ご馳走様でした。ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ付き合わせてごめんね」
お店を出ると、冬我さんが身体を伸ばして「美味しかったなー」と楽しそうにしている。
そして、こちらを振り返ってイタズラっ子のように笑った。