【不定期更新】無自覚に胸キュンさせてくる御曹司が対処しにくい。
煌也くんの顔が私と比べものにならないほど赤い。

顔全体が茹でだこかと思うほど真っ赤になっている上に、私と目が合った瞬間に恥ずかしそうにプイッと顔を背ける。

しかし、次の瞬間には「はっ」と思い直したようにもう一度私と目を合わせた。

「こ、煌也くん……」

もはや何と声をかけたら良いか分からなくて、無意味に名前を呼んでしまう。

そして、そのあとに煌也くんの事情を詳しく教えてもらうことになる。

煌也くんが会社経営のために社交性は必要だと思ったこと。

そして、コミュニケーション能力を高めようと努力したこと。

そんな煌也くんにコミュニケーションの取り方を教えてくれたのが大学時代の同期だったこと。

その人が人懐っこく社交的だったこと。

そして、ちょっとチャラめだったこと。

煌也くんがそれを頑張って学び切ろうとしたこと。
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