未定
教室にもどると既に皆帰った後のようで誰1人いなかった。
「はぁ…」
シーンとする空間に私のため息がやけに響く。
「早く行かなきゃ、」
取り敢えず高木さんを待たせてはいけないので
机から鞄を手に取る。
ガラッ
「・・ムギ「小町です」
聞き慣れた相も変わらずの気だるげな声。
そんな声に被せて発した私。
教室に入ってきたのは、担任、山本。
「今帰り?」
「はい、さようなら、山本先生」
「おい!ちょっ!」
「さようなら」
何か言いたげな山本の声を無視して逃げるように
教室を出る
山本には悪いがめんどくさいことは、御免だ。
少し小走りで下駄箱までか蹴る
はぁはぁと息が多少上がったが
無事玄関まで辿り着くと、壁に背中をもたれかけ
携帯を弄っている高木さんが視界に入った
慌てて靴を履き替える
「すいません、お待たせしました」
「うぅん、俺も今来たとこ笑」
ニコット笑うと弄っていた携帯をポケットにしまう
「じゃー行こっか」
「はい」