ホテルオーナーの執着愛~地味でぽっちゃりな私にだけ甘すぎます~
「鈴花、迎えにきたよ」
店を出る時に連絡する約束はしたが、どうやら待ちきれずに来てしまったらしい。
「こんばんは」
笑みを向けた彼に真紀が挨拶を返し、夢美はなぜかパッと顔を輝かせる。
「いいところに! 実は助けてくれって、鈴花の元か――」
(譲には言わないで!)
真紀が急いで夢美の口を押さえてくれて、鈴花は伝票を手に席を立つ。
「私がまとめて払っておくね。それじゃ、また職場でね」
会計をすませ、海崎と帰路に着く。
なにも聞かれないのでごまかせたかと思ったが、玄関に入るなり聞かれる。
「あの男、熊尾隆矢と連絡取り合ってるのか?」
コートを脱いだばかりの肩をビクッと震わせてしまった。
(これじゃ、やましいことがあるみたいじゃない)
「一方的なメッセージが時々届くだけだよ。もうブロックしたし、心配いらないから」
「よかったら、見せてくれない?」
「私が好きなのは譲だけだよ。あれから一度も会ってないし、返信もしてない」
関係が続いていると疑われているのかと思い、焦って彼の腕を掴んだ。
すると肩を抱かれてリビングに誘導される。
「疑ってないから安心して。助けてというメッセージが届いたんだろ? 熊尾になにがあったのかと気になっただけなんだ」
ホッとして頷いた。
ソファに並んで座り、隆矢から来たメッセージを見せた。
店を出る時に連絡する約束はしたが、どうやら待ちきれずに来てしまったらしい。
「こんばんは」
笑みを向けた彼に真紀が挨拶を返し、夢美はなぜかパッと顔を輝かせる。
「いいところに! 実は助けてくれって、鈴花の元か――」
(譲には言わないで!)
真紀が急いで夢美の口を押さえてくれて、鈴花は伝票を手に席を立つ。
「私がまとめて払っておくね。それじゃ、また職場でね」
会計をすませ、海崎と帰路に着く。
なにも聞かれないのでごまかせたかと思ったが、玄関に入るなり聞かれる。
「あの男、熊尾隆矢と連絡取り合ってるのか?」
コートを脱いだばかりの肩をビクッと震わせてしまった。
(これじゃ、やましいことがあるみたいじゃない)
「一方的なメッセージが時々届くだけだよ。もうブロックしたし、心配いらないから」
「よかったら、見せてくれない?」
「私が好きなのは譲だけだよ。あれから一度も会ってないし、返信もしてない」
関係が続いていると疑われているのかと思い、焦って彼の腕を掴んだ。
すると肩を抱かれてリビングに誘導される。
「疑ってないから安心して。助けてというメッセージが届いたんだろ? 熊尾になにがあったのかと気になっただけなんだ」
ホッとして頷いた。
ソファに並んで座り、隆矢から来たメッセージを見せた。