ホテルオーナーの執着愛~地味でぽっちゃりな私にだけ甘すぎます~
早番の今日は八時から勤務なので六時にアラームをかけている。
仕事は好きだがスッキリ起きられない朝もあり、すぐには布団から出られない。
すると隣から声をかけられた。
「もう朝?」
「うん――えっ!?」
眠気がいっぺんに吹き飛んで跳ね起きる。
敷布団の上では海崎が、気だるげに身を起こそうとしているところだった。
Tシャツにルームウエアのズボン姿でのん気にあくびをしている彼だが、鈴花は口から心臓が飛び出しそうだ。
(なんで一緒に寝てたの!?)
昨夜の記憶を手繰り寄せる。
カレー南蛮蕎麦を食べたあと、一緒に片づけをして彼のリビングでテレビを見ながら話をし、二十時には自分の部屋に戻った。
そこから先はふたりの部屋を繋ぐ室内ドアを開けた覚えはない。
「寝起きの鈴花も可愛いな」
朝から口説くようなことを言い攻撃力の高い笑顔を見せた彼が、立ち上がって自分の部屋に戻ろうとしている。
「昨日は鈴花にご馳走になったから、朝食は俺が作る。出来たら声をかけるよ」
「待って。その前に大問題があるんだけど。どうして私の布団で寝てたの? 勝手にドアを開けない約束だよね?」
早すぎる約束破りに文句を言わずにいられない。
けれども首を傾げられた。
「開けていいか聞いたら『どうぞ』と言ったじゃないか」
仕事は好きだがスッキリ起きられない朝もあり、すぐには布団から出られない。
すると隣から声をかけられた。
「もう朝?」
「うん――えっ!?」
眠気がいっぺんに吹き飛んで跳ね起きる。
敷布団の上では海崎が、気だるげに身を起こそうとしているところだった。
Tシャツにルームウエアのズボン姿でのん気にあくびをしている彼だが、鈴花は口から心臓が飛び出しそうだ。
(なんで一緒に寝てたの!?)
昨夜の記憶を手繰り寄せる。
カレー南蛮蕎麦を食べたあと、一緒に片づけをして彼のリビングでテレビを見ながら話をし、二十時には自分の部屋に戻った。
そこから先はふたりの部屋を繋ぐ室内ドアを開けた覚えはない。
「寝起きの鈴花も可愛いな」
朝から口説くようなことを言い攻撃力の高い笑顔を見せた彼が、立ち上がって自分の部屋に戻ろうとしている。
「昨日は鈴花にご馳走になったから、朝食は俺が作る。出来たら声をかけるよ」
「待って。その前に大問題があるんだけど。どうして私の布団で寝てたの? 勝手にドアを開けない約束だよね?」
早すぎる約束破りに文句を言わずにいられない。
けれども首を傾げられた。
「開けていいか聞いたら『どうぞ』と言ったじゃないか」