赤い糸。


小林が隣。


ドキドキ。


ドキドキ?


別に....『あの小林』やし。


ドキドキなんか


してないもん!!


でも、意識して話せない。


もちろん

顔なんか見れるわけもない。


長いような

短いような


そんな空間を耐えてた時


やっと小林の家に着いた。



『また遊ぼね。』



隣にいて


やっと話せたのが

この一言だけやった。



『おぅ!またな。』






わたしの家の番になり


ゆきも一緒におりた。



『ありがとねーー!!』


『またみんなで飲みに行こねーー!!』




車が去ってすぐに


ゆきが



『ねぇ。』


と切り出した。


『ん?』



『小林、カッコイィ。』


『えっ?』


『好きとかちゃうけど


なんかイイ。


また遊びたいよ。』


ゆきには彼氏がいるのに。


しかも、よりによって

小林?

まぁでもイイヤツやしね。


『連絡先聞いた?』




『聞いてない...

でも、mixiしてるって。』


へぇ。小林、mixiしてるんや...


なんて思っていたら....


『あい!

小林と、小学校ん時仲良かったやろ?

あいが、連絡してみて!』




『え?わたしが?

mixiに?

メッセージ??』


まぁ。mixi位いっか。


と思いながら、

引き受けてしまってた。




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