好きなんですっ、先生!

バスを降りて、私たちはホテルに到着。

ロビーで一旦座らされた私達は、学年主任の無駄に長ーい説明が始まって。

“男女が同じ部屋に入らないように”とか“21時以降は外出禁止”とか。

高校生の一生に一度しかない修学旅行だよ?

学年に何組のカップルがいると思ってんだか。





…そうだ、わたしも先生の部屋、突撃しちゃおっかな。


そして、さっきの“つ・づ・き”を…♡


「ふふっ…きゃあ~!もう、先生ったら~!」




―――パシン

「…なにやってんだ、お前。」



ひとり妄想に浸っていると、クラス名簿で叩いてきた先生。


気が付いたら周りの生徒は、とっくに立ち上がって各々の部屋に移動している模様。





「…せ、先生!あとでさっきの続き、しようね♡」

「意味わかんないこと言ってないで…早く部屋行け!ほらこれ、ルームキーなくすなよ。」

「はぁい、わっかりました~!」






その後、『まじでなくすなよ』って言われたけど。


わかったってば~もう先生ったら、心配症だなぁ。


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