好きなんですっ、先生!
私は美咲と2人部屋。
さっき先生にもらったルームキーはカードキーになっている。
――ピッ ガチャ
「わぁ!意外と広いね~」
2人部屋だけど、意外と余裕がある広さ。
シングルベッドが2つに、テーブルとイスがセットされていた。
「とりあえずご飯だから、ささっと化粧直ししとこ~」
美咲は鏡をみながら、ファンデーションでポンポンっと軽く化粧直しをして。
「わたしも~…って、げ、げぇ…」
雪山で転んだ時に、完全に顔面が崩れたんだ。
こんな顔で、先生とあんな近い距離に…
わわっ、どうしよう~…もっと可愛くいたかったのに。
「あとで、聞かせてよ?椎名と何があったのか。」
「…え?なんで、どうしてわかったの!美咲、エスパー!?」
「あの後、椎名なんか変だったし。あんたら2人見てればわかるよ~」
自分の顔を見ながら驚いていると、美咲が隣でそう言ってきた。
それってさ、やっぱ私と先生は両想いに見えるってことで…よろしい?
自分に都合のいい解釈をしながら、夕食会場に向かった。