好きなんですっ、先生!

会場につくと入口に、椎名先生が立っていた。

わ~い、やったぁ♪

私はにやっと口角をあげながら、先生に近づいた。


「お前ら遅い!場所は、一番向こうの列な。」

「先生はどこに座るの?祐奈ちゃんの隣、来てもいいよ?」

「相田…早く神崎連れてけ。もうみんな席についてんだぞ!?」



化粧直しをしている間に、時間はギリギリになってたみたい。

先生のためにせっかく顔面直したのに。

やっぱりいつものように、あしらわれてしまいました。




そんなこと思いながら、自分のクラスの席に着く。

「この白米は新潟県産のー…」

またまた学年主任の長い話が始まってしまって。

そんな話に聞く耳をもたない私は、キョロキョロと先生の姿を探した。




…あ、いた。



な~んだ、目の前の列だったなんて。

ご飯食べながら先生のお顔が見れるなんて、幸せじゃん。





とか思っていたら、主任がやっと“いただきます”の挨拶をしてくれた。



< 117 / 367 >

この作品をシェア

pagetop