好きなんですっ、先生!
会場につくと入口に、椎名先生が立っていた。
わ~い、やったぁ♪
私はにやっと口角をあげながら、先生に近づいた。
「お前ら遅い!場所は、一番向こうの列な。」
「先生はどこに座るの?祐奈ちゃんの隣、来てもいいよ?」
「相田…早く神崎連れてけ。もうみんな席についてんだぞ!?」
化粧直しをしている間に、時間はギリギリになってたみたい。
先生のためにせっかく顔面直したのに。
やっぱりいつものように、あしらわれてしまいました。
そんなこと思いながら、自分のクラスの席に着く。
「この白米は新潟県産のー…」
またまた学年主任の長い話が始まってしまって。
そんな話に聞く耳をもたない私は、キョロキョロと先生の姿を探した。
…あ、いた。
な~んだ、目の前の列だったなんて。
ご飯食べながら先生のお顔が見れるなんて、幸せじゃん。
とか思っていたら、主任がやっと“いただきます”の挨拶をしてくれた。