好きなんですっ、先生!
私、神崎祐奈(カンザキユウナ)。
高校1年生。先生を一途に追いかけている、恋する乙女なのです。
3年生は1階、1年生は3階。
先生と私の間には、ながーい階段がある。
それにしても、今日もやっぱりかっこいい。
「ねぇ祐奈、もう帰ろうよ〜」
「待って!まだ今日何も話せてないから!」
「ねぇ、毎日毎日さ、あんたこれ付きまといだよ?」
廊下の壁に寄っかかりながら呆れているのは、相田美咲(アイダミサキ)。
同じクラスで私の一番の親友だ。
「だって、先生のこと好きなんだもん!」
公開告白をしていると、ちょうどよく職員室から先生がでてきた。
「はいはい、わかったから、俺はもう部活いくぞーじゃあなー」
「うぅ…冷たいっ」
「気をつけて帰れよ〜」
こんな感じにあしらわれても、なにされても、先生のことが好きで好きでたまらないのです。
いいんです。
付きまといでもストーカーでも…もうなんとでも言ってくれぃ!