好きなんですっ、先生!

な、なんでって。

「さっき先生言ってくれたじゃん、私のこと彼女って!」

「あれは…その場しのぎ。あぁでも言わないと、あいつらしつこいだろ。」


え、えぇ……

いや確かにさ、その場しのぎかもしれないけど。

それでも私、一瞬だけ彼女になれたの、嬉しかったよ。


「…そっか。でも助けてくれて、ジェットコースターも乗ってくれて、ありがとう!先生。」

「…ん。」


なんでかわからないけど、こっちを見てくれない先生。

にやにやしながら、私もさっき買った飲み物を一口飲んだ。


「で、次はどこ行きたい?」


顔色も元に戻った先生は、遊園地のパンフレットを広げた。

私のために一生懸命、それ見てくれてるんだよね。



…幸せすぎて、頭爆発しそうだよ。


< 201 / 367 >

この作品をシェア

pagetop