好きなんですっ、先生!
―――ヒュルル カサカサ

「…ひ、ひぃ!!!」


何度も聞こえる、草木が揺れる音が怖くて仕方がない。

あれから何分経ったかな…

いくら待ってても、先生の姿が見えるわけもなく。

その場で縮こまって、丸くなりながら座ってることしかできなかった。


「…このままだと、本当に怖くて気絶してしまう…」


思いついたのは…あの雪山の時の事。

…先生にまた想いを伝えたら、来てくれるかな。

多分本当に呆れられて、愛想つかされちゃうかな。

だめもとでもいいから…やらないよりはいいよね…


「…せ…せんせ~っ!!椎名先生、大好きだよーーーーーっ!!」


もしかしたら、私の命、今日が最後かもしれないし。

言えることは言ったもん。


…あぁ、楽しかったな。

先生とデートしたこと、私の一生の宝物だよ。

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