好きなんですっ、先生!
(先生side)


歩いてだいたい20分が経ったころ。

「…ん?」

遠くの方で声が聞こえた気がした。

「…大好きだよーーーっ!!」

…またかよ。

お前って本当にばかなのか?

「…本当、大バカ者だな。」

神崎の声が聞こえた瞬間、安心して。

声のする方へ急いで向かった。


…ハァ、ハァ。

懐中電灯を向けると。

「…んぐっ…」

縮こまって座り込んでる神崎を見つけた。

また泣いてんのか、お前は。

…まぁそりゃあそうか。暗い所苦手だもんな。

俺は神崎に近づいた。

そしてその場でしゃがみ込んで。



「…わざとじゃないんだよ?…」


涙でいっぱいになった、弱ってるお前の事見てたら

…理性が保てなくなって。


守ってあげたい、そう思った。

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