好きなんですっ、先生!
「…職員室かな?」
私はすぐに校舎まで走り出して。
職員室に足を運んだ。
だってだって、先生と萌ちゃんを2人きりにさせたくないもん!
ちらって覗いてみたけれど、誰もいない職員室。
「先生、どこいっちゃたの…」
肩をがっくし落とした私は、階段を降りて1階の廊下を歩いていた。
「…ふーくん…」
い、今のこの声は。
そして“ふーくん”って呼ぶ人はこの学校で1人しかいない。
声の聞こえる部屋の前で私は立ち止まった。
そこは保健室。
「…何話してるのかな。」
私は気づかれないように、ドアに耳を当ててみた。