好きなんですっ、先生!
「祐奈、なんか暗いよ?」
ひとりで椅子に座っていると、隣の椅子に美咲が腰掛けた。
「だってさぁ~先生、私の水着姿もなんも言ってくれないし、おまけに安西先生来ちゃうし。車で2人とか…もうそんなのずるくない?褒めてくれるのなんて朝倉くんだけだよ。」
私はがくっと下を向いた。
先生と海で泳いだりして、自然と距離が縮まって、ちょっとでも近づけたらいいなぁって。
…なのに全然相手にしてもらえない現実に、ちょっとへこんでいます。
「朝倉になんて言われたの?」
「あぁ、なんか水着似合ってるとか。神崎はそのままでいいとか。」
「ほうほうほう。…そっちに効果あり、だったか~。」
「ん、どゆこと?」
そのまま美咲は、お肉を食べながら、『まぁ、そのうちわかるよ』とか何とか言っていたけど。