好きなんですっ、先生!
――――――――――――「…ブハッ……」

どうしよう、足が………!足がつかない。


いきなり深くなった海の中で、パニックになった。


どんなに頑張って上に向かって泳いでも、どんどん地上からは遠のいて沈んでいく自分の体。


やだっ、やだよ……誰か助けて……


声にならない水の中で必死に助けを願った。







あぁ……私、死んじゃうのかな。


最後に先生にちゃんと“好き”っていえばよかったかな。


生死をさまよう中頭によぎるのは、お母さんお父さんよりも先に、先生の事が思い浮かぶ私。


……本当、重症にもほどがある、よね。






先生……幸せに、なって………ね。







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