好きなんですっ、先生!
(先生side)

――――――バシャッ

こっちに振り向いたと思ったら、水にのみこまれた神崎の姿は見えなくなった。

その瞬間、全速力で水の中に飛び込んだ。

やっとたどり着いた沈む神崎の体を抱き寄せながら、急いで地上に向かって泳ぐ。




おい…息、してないの、か…?




「……ハァ、ハァ…おい!!だれか救急車…!あとAED!!」

「…え、祐奈…?」

「相田!救急車呼べ!安西先生AED取ってきてください!!」

「わ、わかりました!」





とりあえず心臓マッサージだ。

「1、2、3、4、5…おい、しっかりしろよ…!」


何度も胸を押したが、どんどん青ざめる神崎の唇。

クソッ







…もうこれしかない。


こんな状況で……キスがどうのとか言っていられない。






「……ごめんな、神崎……っ…」







俺は息をスーッと目一杯のみこんで……








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