好きなんですっ、先生!
なんだかんだで、片付けの時間に。
さっきの萌ちゃん、もう帰ったのかな。
もしかしたらまだ二人でいるのかな。
うぅ…嫌だ、いやだよ、先生…
「あの、さ。祐奈…」
壁面をはがす私のもとに美咲がなにか言いたげにしていた。
んん、まってよ…絶対早坂くんとのことじゃん!!
「早坂に告白されて、付き合うことになったの…!」
「やったぁ!!ほらね、言ったでしょ美咲~!!」
ね?言ったでしょう?
まぁ私も朝倉くんから、聞いたんだけどね。
『よかった~』って言ってる私の隣で、なんだか浮かない顔をしている美咲。
「祐奈、大丈夫?さっきの人のこと気にしてるんでしょう?」
「あ…うん、まぁね。」
付き合えてうれしい気持ちでいっぱいのはずなのに、私の心配してくれるんだね、美咲。
「そういえば…朝、先生に職員室来いって言われてたんだった…」
「えぇ!早く行ってきなよ!」
いつもよりもちょっとだけ、慎重に職員室に向かった。
萌ちゃんのことすっごい気になるし、不安だし。
でも行かないわけにはいかないもん。
先生に会いたい。
大好きだもん…