好きなんですっ、先生!
「冗談に決まってんだろ?ばーか。」
「…なっ、ひどい!!先生の方がばかだもん!」
「高校生相手にするほど、先生は女の子に困っていません。」
「……わかってるよ、そんなの。」
そんなこと、言われなくてもわかってるよ。
ばか真面目に言わないでよ、本当乙女心がわかってないんだから…。
「…あと10年して俺が結婚してなかったら、神崎の事もらってやってもいいけど?」
「ほ、本当?10年ってことは、私、26歳!?うぅ、長すぎるよ~…」
「…純粋だな、本当にお前は。」
そのあと先生は『はい、ペン持って』って言いながら、問題集を開いて。
今の話、祐奈ちゃんの記憶にしっかり刻んどきますからね?
10年はちょっと長いけど…なんかいつもと違う反応をしてくれたことに、いちいち嬉しくなってしまった。
本当私って単純なんだな。