好きなんですっ、先生!

気を取り直して私は、朝倉くんにマンツーマンで教わっています。

少しだけ斜面の雪山。

前で後ろ向きになって、両手を握ってくれている朝倉くんだけど…

スキー初心者の私にとっては、こ、怖い…




「…こ、こわいよぉ…直線のとこがいいなぁ…」

「直線だと、滑ってることにならないんだけど…笑」



少し斜面になっていると、ビビッて前に進めなくなる。

そんな私を見ながら、朝倉くんは笑ってるし。




「ば、ばかにしてる?ひっど~い!」

「ううん、神崎可愛くて。なんなら、抱きしめちゃおうかなって思ってたところ。」

「…っな!?」



なにを言ってんだよ朝倉くん…

ってかあなた、そんなキャラでしたっけ…?


ちょっと恥ずかしくて、どんな顔して朝倉くんのことみればいいのかわからない。


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