好きなんですっ、先生!
そんなこと考えながら、ふと顔を見上げると。
向こう側の雪山に、先生の姿を見つけた。
先生は、何人かの女子生徒たちにスキーを教えてるみたいだった。
…あ…腕、掴んだりするんだ。
…やめてよ。
よろけそうになっただけなのかもしれないけど。
そんなに近い距離で…他の女の子に触れないでほしかった。
「…もう少し頑張らないと、向こう側に行くのは厳しいかなぁ。」
「いやだ…!が、頑張ります!!」
ちょっといたずらに、私の顔をみながら朝倉くんはそう言った。
なんか面白がられてる?気がする…。
…もうっ!!