溺愛、しないで
「っや、んんっ……!!」
突然、唇に柔らかい感触が当たって目を見開く。
きす、されて、
…………!?
「っ、やだ!!やめ、ん〜……っ!」
やだ、うそ。
ファーストキスだったのに……っ。
拳を作って胸板をどんどん叩いてみても、煩わしそうに片手で纏められてしまえば動かせなくなる。
つま先を革靴で踏まれていて足が上がらない。
力強……!
抵抗を無理やり押さえ込まれて、色んな角度から何回も深くキスをされる内に力が勝手に抜けていってしまう。
なにこれ、こんなのしらない……っ。
「俺の電話散々無視しやがって」
ふと、至近距離で唇を離した青島さんが私を冷たく見据えて、セーラー服の中に手を入れた。
「ひゃっ!?」
「浮気でもしてんじゃねえだろうな」