独占愛は夜より深く。
「座れ」

言いながら、要は古いソファへ私を座らせた。
そのまま目線を合わせるようにしゃがみこむ。

「ここにいろ」

「要……」

「俺が全部片づける」

真っ直ぐな目。
冷たいはずなのに、その奥だけが焼けるほど熱い。

どうしてこの人は、こんなにも迷わず私を守ろうとするんだろう。
どうして私は、それを少しうれしいと思ってしまうんだろう。

月影。
その中心にいる月城要。
そして彼を支える三人の幹部たち。

この夜、私は初めて踏み込んでしまった。
普通にはもう戻れない、危うくて甘い、闇の世界に。
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